モーモーモーニング #2192
放送回: #2192
放送日: 2026年8月12日(水)7:00〜
MC: ちゃんみよ(ソロ)
台風十五号が通り過ぎた朝の放送でした。
この日いちばん時間をかけたのが、広報うしく六月一日号の「牛久の偉人図鑑」。市制四十周年を記念した隔月連載、全五回の企画です。イラストは市内五校の中学校美術部が順番に担当していて、この回は牛久第一中学校の美術部。二人目は神谷傳兵衛です。
面白いのは、順風満帆の人ではないところ。裕福な家に生まれながら実家が没落し、十二歳で商人として独立。伸ばしたところで先物取引に失敗し、詐欺にも遭う。そして十七歳、横浜のフレッレ商会で働いていた時に激しい腹痛で倒れ、生死の境をさまよいます。その時に主人が勧めてくれたのがワインでした。飲んだら体調が回復した。この一杯から「いつか誰でも飲めるワインを作る」という志が立ちます。
明治十三年、浅草に店を開き、濁り酒の一杯売りから。明治十九年の蜂印香竄葡萄酒が全国的な人気を博します。そして明治三十年、ボルドー留学から帰った婿養子の傳蔵とともに稲敷郡岡田村――今の牛久市に農地を求め、ブドウの苗六千本を移植して神谷葡萄園を開園。明治三十六年、栽培から醸造、瓶詰め、出荷までを一貫して行う牛久醸造場、今の牛久シャトーを完成させました。
牛久町九十番地の旧飯島家住宅で、傳兵衛に関する史料が新たに見つかったという話も。飯島家は明治三十年代、神谷葡萄園の土地購入の交渉代理人を務めていたそうです。
そして驚いたのが、旭川ラーメンの話。旭川に建てた酒造工場の酒粕を餌に養豚を始め、それがあのダブルスープにつながったという説があるそうです。牛久のワインと旭川のラーメンが、一本の線でつながりました。
ちゃんみよTVは十三日から十六日までお盆休み。十七日から通常どおりお届けします。
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